あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2004年09月09日(木) ふれる、ということ


怒られるのはキライだ。
怒るのも好きじゃないけど。
怒られるのは泣きそうになる。
僕が悪いんじゃない、と思ってる場合だと余計に。
かつかつと歩くそばからゆっくりと視界が歪んでいく。


 **

先輩がハリポタを貸してくれると言う。
わぁい。
本は何でも好き。
活字なら何でも。
恋人がくれるメールの文字を何度もなぞる。
やわらかく溶け崩れていきそうな甘い文字。
僕がもっと強い人間だったらよかった。
そうすればあのひとはもっと幸せだったんじゃないか、とか考える。
強くてやさしいライオンになりたかった。

 **

帰り道、桂の駅前でパトカーのくるくる回る赤いランプを見る。
タクシーの運ちゃんは殺人事件があったのよ、と教えてくれる。
男のヒトが刺されたって。
黄色いテープとたくさんの野次馬。
殺人は隣の町の出来事じゃなくてすぐ此処で起きる。





↑思い出すんだ。

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↑雑学です。

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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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