沈黙する、と言いながら それでも書きたい気持ちが起きたので少しだけ書いておく。
他人の言葉で僕が生きるのではないので ほかのひとのことばは 僕にあまり意味を持たない。
それも少し哀しいことだと思う。 それだけ僕の中身は削ぎ落とされて薄い。 純粋でしなやかで弾力があるけれども硬く強張って冷たく混じらない。
だけどほかのひとのことばが 僕を傷付けないわけではないので そして僕自らも容易く変容するので 僕は自分から見ると案外簡単にゆがんでしまう。 ばかみたいでしょう、と 客観的にわらってみる。
何を書きたかったかと言うと すこしさみしいことがあって それでも僕はやはりまだゆがまないのだろうなぁと思って と言うより昨日までに かなりゆがんでしまっていたものが そのさみしいことで少し元に戻ったような気がして(すこしだけ) だからこの冷たい指を 天罰みたいに思ったりしなくてもいいと ようやく 閉じ込めていた息を吐き出すように思って
さて 不器用な僕は 不器用なままでしかいられないし だから今日すこしだけなきたい気持ちでねむることも カミサマはゆるしてくれるとおもいます
それくらいでイイ。
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