あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2005年03月01日(火) 負けそうだけど




言葉を吐かなければ生きていけないような気分になる時がある。
とりあえずざらざら、ざらざらと言葉を。
砂を吐くように。
あるいは蜘蛛の糸を手繰るように。

ある言葉が頭を離れない。
詩に書きたい、と思う。(それはまるでふくしゅうのようにざんこくに

あめが、 と
唇が勝手につぶやくので
こんなときには所詮安易な言葉しか出てこないのだ、と拗ねるように考える。


 あめが
 よわい草の根から土を大半 押し流したあとに
 草はくいしばるように根をふみしめて
 空に残るあめの名残りを
 怖れながら星明かりに眠るのだ

 





↑いるもの、を 知らない

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いいよ、もう。

死ぬほど苦しくても勝ってやる。



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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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