僕の 醜いところもきっと あのひとは知らなければならないと思う。 僕が拒むものを 容易く馴染むものを あのひとは知らなければならないと思う。 最後に手を上げるのはきっと あのひとだと思う。 僕はきっと最後まで 笑ってしまうのだろうと 思う
とりあえず少しでも抱きしめようとした。 抱かれたくはなかった。 癒すやわらかなものを少しも僕は持っていなくて、 ただの狡猾な打算の手のひらと マニュアル化された貧困なボキャブラリ くらいしかなくて 神様さよなら、 と言って閉じる瞳には 例外を許さない網の目のような自己規律 のようなものがへばりついていて 簡単なことばは余計にバグ化するので 神様には何も言わないでいてもらう の です 早くシャワーを浴びなくちゃ。
白濁する視野には生あるものの存在を許さない ので 幻だけが浮かび熱を帯びた僕を冷やす。 急に悪寒の来た裸の肩は もう唇の感触を拒むので 強く強く自分で自分を抱いて小さくなる、 ただ 夕闇に溶け込んでいく部屋の窓を少しだけ気にする
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なんか急に胃が痛いですヨ? うにゃーっ。 明日もたぶん忙しいや・・・。 頑張れ僕。 愛されてなくても頼りにされとけ。(・・・それもヤだな。
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