あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2005年06月14日(火) ここにいる僕と僕の器



イタイ、のが、けっこう好きだったりする。
明確な傷は完全だから。
形は実存で、絶えずそれを悟らしめる痛みは具現に等しい。
ここにある身体が僕には理解できなくても、少しずつ同化してゆく自我という精神と自己という肉体が、乖離していた自分自身をじわじわと埋めてゆく。
それは嬉しい、ような快感でもあり、眠気のような怖れでもある。
ここにいる僕と僕の器。
別になんにも、
ほしいものなんか、
ないよ。

ただぼくはいたみをもとめる


 **





↑息をしないように

My追加



 < 過去  INDEX  未来 >


周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加