2005年06月26日(日) |
逃げるにもタイミング |
なんとなく、 ダメな日は、 雰囲気でもう、 わかってしまうので ひざを、 かかえてまるくなって、 とりあえず香を、 焚いてみる
ぴかり ぴかりと 見えるのは 灰がくずれていく中の火が 光るのだろうと 思いながら、 なんとなく泣きたいまま 身うごきひとつ とれない自分を あわれがる
だってあのひとは だってわたしは だって あなたは
わたしをあいさなかったじゃない、
なんて 被害者みたく泣くことも もうわたしは できないのだと 知っていて
遠い日の 此処の うららかさを 憧れている
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