2005年07月06日(水) |
君は遠くに行ったほうがよかった |
朝は選べない。 外へ、出て行くと少し晴れていた。 それだけで僕はひとつ階段を上がる。 バイバイ、は間違ってないと思う。 ただそこに感情が混じらないようにもう少し死に物狂いで走ればよかった。
どんなに笑ったって君は君なんだよ君でしかないんだよ。 だから僕はものすごく淋しい、と急降下するエレベータ。 外へ、出て行くと少し晴れていた。 それだけで僕は淋しさを失う。 もう君が何処にも行かないことを突然理解して微笑む。 そうです、 君はもう僕から遠いその場所から近付かない。 そしてもう遠ざからない。 それが安堵。
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