あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2005年08月12日(金) この世界1枚分の





さようなら、

言うのを少しだけ遅らせようと思った。
とりあえず目を瞑って膝をかかえた。
額がずんと重く、痛んで、
明日になれば少しは生きていられるのかと思った。
考えるのは明日、明日、明日のことだけ。
それでも今日がここにあって僕は明日の夢を見てほろ苦く笑う。

さようなら、

後回しにした言葉と未来が重い、
どこまでも根気よく、この絡まった祈りをほぐしていけるんだろうかと僕は、
のろりと濁った目を虚空に向ける











↑明日は、この世界1枚分の遠く。

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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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