あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2005年12月11日(日) よぅく知っている





実に久しぶりに、酒が入ったのに11時に家に帰った。
まぁ翌日用事があったんだけど。
仕事の準備だの何だので、このところ睡眠時間が5時間切る日が多かったのだけど、ひさびさに10時間以上眠った。
朝起きる時間を気にしなくていいのはイイ。
でもたぶんこれからまた忙しくなるなぁ、ふぅ。

とても優しい目の人たちに会う。
時々、もうイヤだ、と思いながらもじっと立っている。
こういうのに慣れたらきっと僕は変わってしまうのだろうと思う。
だけどそうなることに憧れている気持ちもある。
・・・何故だろう、これに慣れてしまう自分のことを考えるとなんだか泣きそうになる



 **


はやく、
終わっていけばいい。
帰り道、しらじらとした街燈の光から逃れて見上げるとオリオンがあかるい。
どうしようもなく煙草を吸いたくなって
なかなか点かないライタに苛立ちながら細い一本を唇にした。
これから長く、長く生きていく自分のことを考えれば考えるだけ、
指先がしんとつめたくなる。
  はやく、
言葉にできない、と思うことがたくさんあるのを気付かされるので、心がいつの間にかやわになってしまったのかと疑ってみたりする。

 それでも、もう此処で泣き出すわけにはいかない


過去を惜しむのなんか、何の意味もないし何の価値もない。
それくらい、
僕はよぅく知っている。








↑冬、バンザイ。

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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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