あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2005年12月28日(水) 夜は唄う



あぁ、なんだか無性にしんどいんですが。
だいじょぶかな。
単なる寝不足、という選択肢が一番可能性高いです。
それから風邪ひいた、という選択肢。
病気になった。
ちょっと働いたから。
逆の視点から行けば、エネルギーが無いから。
最近は外部刺激がエネルギーにならなくて悲しい。
2日ほど前のNHKでやってた白クマ飼育記がすごい可愛くて、あれはエネルギーになった気がするけど。
うあー。
しんどいよぅ。


 **


今日は友人の出る演劇を見に行く。
建物を出るともう外はとても暗い。
手土産が何にもなくて、とりあえずコンビニでたくさんチョコを買ってみた。
別の友人がやったと言ってたチロルチョコ箱買い。(笑)
いや案外恥ずかしくないぞ、とか。
車に乗る。
夜の道をクルマは流れるように走り、あぁそうだもう年末なんだと僕は思う。
そんなことどうでもいいや、みたいに思えるのはあんまりよくない兆候だ。
クルマの振動に任せて目を閉じる、明日は、何を、しよう。

暗い小さなハコはかなり満席だった。
コメディなのかしら、と思っていたらかなりブラックだった。
でもひどくテンポがよく面白い。
登場人物がイヤに多くてびっくりした。
前に同じハコに見に来た演劇は抽象的すぎたけど、今回のはそういう要素は少なくて。
ただ帰り道が遠く長く暗く寒いのは同じ。
今日はひとりで、焼肉のにおいの流れる道を帰る。
星が凍えるように光り、解け残る雪が道端に灰色に凍っている。

暗い客席で、あのひとの香水がふわ、と香る。
あのひとの髪のにおい。
こころ、が、凍りそうになる。










↑懐かしい曲だ。

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