あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2006年07月15日(土) ただ勝手に愛しているとかいないとか





見下ろした遠くには青白い雲海が満ちていて
その吐息のような色に

  あそこへ

行ってみたいと 声が
落ちてしまう

もうどこへも帰れないと泣いたはずが
ここへ留まれるはずもない事もわかっていて
ひっそりとわらう
名を呼べない相手は一人だけでいい
もう勝手に
独りで墜ちていくんでしょう


  **

何だか最近はもう、詩を書こうとしても集中力が続かない。
たぶんあんまり幸せでも不幸せでもないんだ。
いのちをぎりぎりと絞るような感覚がない。
もうあんなのはうんざりだ、とか。
ただ明らかに愛しているひとがいる。そしてそれが叶わないのを知ってる。
それは単純な不幸だ。
そこで何かが途絶して、なにかがだらだらとこぼれつづけている。
それはただの、僕の欠陥だというだけ。

  **

明日は梅田に演劇を見に行ってきます。
実はとてもとても楽しみ。
ハコは適度な大きさ(だと思う)なので、熱気がここまで届く気がするし、演出家が好きな人だったり役者が好きな人だったりで、かなり期待してる。
あとは、誰か呼び出してご飯でもできないかなぁと画策中。
・・・もう遅いかな。







↑欲しい、欲しくないの狭間。

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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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