あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2006年12月30日(土) crumble





バスを降りると、風の中に雨の気配。
冬だというのにどこか緩んだ空気の中、明るく光る店へ入る。


店の中は年末の気忙しさで浮かれたように暖かく、鼻白む思いで僕は早々に店を出る。


外へ出ると頬に霧雨。僕の怖いもの、苦手なものの筆頭。
振り払うように、痛む喉から声を歌にする。
寒さと震えで音程なんかあったものじゃなくて、なんだかとても、ひどく眠くなってしまって困る。


どこへでも、行けると僕は、思ってました。





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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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