そうして僕は君の朝を少しだけ妬むこの焦りとも嫉みともつかない痛みをまだ僕に残す君に遠く霞んだ日々を思うひとの手首に残した時計の音を夢見に聞きその遠さに遥かな距離を思い朝の遠さを知る明日の君が削るその命になりたい明日の君が吸うその息吹になりたい憧れを喰らい啜った日々を忘れたいのだ