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「六根清浄の大祓い?」
烏がカァカァ言うまで知りませんでした。気付きませんでした。が、正しいのかな?六根とは眼、耳、鼻、舌、身、意。「五感にインスピレーション(霊感)まで加えちゃいました」と言う、東洋的な思想。
−−−−−−−−−− キリトリ −−−−−−−−−−−
ところで昨日、大斎原(熊野大社)に行ってきました。途中、烏の言葉が気になって「熊野参りじゃなくてもいいんだよ」「熊野古道だったっけ?そこ好きって言ってたじゃない」しかし光ちゃんは「熊野大社にドライブってことで」優しい人なんです。
和歌山に入った頃、不安に押しつぶされるようにフェイドアウト。気付けば夜道、アイスバーンをノーマルタイヤで横滑り真っ最中。気持ちがしっかりしてくるとともに吐き気もしっかり、みたいな…。
事故云々より己の肉体的苦痛に気をとらわれていました。妙にハイテンションな光ちゃんの相手もそこそこに胃液を吐き尽くし、それでも吐き気は止まらずえづきえづいてしゃっくりしゃっくり。意識を失うほどの苦しみでもなく、久しぶりに幽体離脱。
「車内はどこも揺れるから車の上に行きたいものだ」と念じた瞬間、あっさり意識は車外へ。「先刻の幽霊に引っ張られて体に戻るのが大変になったらやだなぁ」と不安になった瞬間、元の鞘へ。
浅い幽体離脱でよかったような悪かったような、よくわかりませんが、中途半端な苦しみの中「光ちゃんのプレゼントを買いに、デパートにでも行っとけばよかった」「そう言えば最近(ずっと?)自分のことばかり考えてる」「光ちゃんの喜ぶこと何もしてない」と、後悔していたわけです。
恥ずかしい話ですが、馬鹿は痛い目に遭わないと気付かないってことで、いい教訓になりました。
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2006年02月14日(火)
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