青の階

2004年07月22日(木) ぐしゃぐしゃのタオルケットに包まれて

こう暑くて
そこらじゅうが眩しくて目が開けられないでいると、
わたしの中の眩しいものまで見えなくなりそうなので。
たまには甘ったれてみたくなるので。

疲れると白熱灯のひかりを見ているのもしんどくなるので
そういうときは電気を消してダイヤルを押す。

電線を伝わってきらきらしたものが流れ込んでくるのが、みえた。
受話器が虹色に発光しているのも、わかった。
半分ベッドから落ちかけながら
右足でひんやりしたフローリングを感じていた。
カーテンの隙間から、外を通る車の光が
部屋全体をすぅーっと撫でて、またどこかに抜けていった。


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