青の階

2004年07月23日(金) 耳鳴りの夜

二浪している友達が
ちゃんと時は経ってるし、あたしは大きくなってるんだけど、
時間が二年前から止まってる気がする、と
言っていたのがとても印象に残った。

ベッドに入るときいつも体がとても重い。
半分死体になっちゃってるんじゃなかと思う。
体に纏わりついて離れない、そんな何かを
毎晩捨てている。
捨てようとしている。
引っ越したときのまま、カーテンのついていない窓から外は見えないけれど
光だけは入ってくる。
電気を消しても部屋はいつもぼんやり薄明るくて
暗闇にならないので
そうだ、
だから完全に消せないのだ、
きっと。
この重みを。


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