2002年12月02日(月) |
東野圭吾『探偵ガリレオ』★★★☆☆ |
 『探偵ガリレオ』 東野 圭吾 文藝春秋 (2002/02)
一緒に図書館に行った相方が「かわったもの読んでみよう」と思って借りた一冊。 タイトルが面白そうなので読んでみた。
警視庁捜査一課の草薙が、説明のつかない難事件にぶつかると訪ねる友人。
それが理工学部物理学科助教授、湯川。 彼が「探偵ガリレオ」。 天才科学者が挑んで見事に解き明かすミステリーの数々。
お話は5つ。 どれも、すっごい面白かった。 また事件の起こり方が強烈。
頭が突然燃える。 心臓だけ腐る。 海で火柱があがる。 池に落ちてたデスマスク。 あといっこはなんだっけ。(調べた)幽体離脱の話だ。
うわまた難事件だぁ、サイコキネシス?大丈夫?なんてのを解決しちゃうんだけど、解き明かし方がもったいぶってなくて、感情もはいりこみすぎなくて、おもしろいんだ。(感情が入ってるというと宮部みゆき。でも彼女のはそれが面白い)
それにしても、刑事の草薙くん、「仕事(事件の解決)」してへんやん…。 そんなつっこみをしながら読むのもまた楽しいです。
続きがあるのならばまた読みたいと思った。
『探偵ガリレオ』
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