| 2003年05月18日(日) |
宮部みゆき『ドリームバスター』★★★☆☆ |
 『ドリームバスター』 宮部 みゆき 徳間書店 (2001/11)
帯より。 「あなたの悪い夢退治します! 宮部みゆきの新たな魅力 ☆アクション・ファンタジー巨編第一弾!」
16歳のシェンと師匠のマエストロは別の世界からやってきて、夢に出てくる邪悪な意識を捕らえる賞金稼ぎのハンター。 邪悪な意識は夢に出て来て、その人をのっとろうとする。のっとって何をするのか。彼等は凶悪な死刑囚だった…。
子どもの頃の近所の火事。燃え盛る火の中で踊る人影を見た道子。 一人娘の真由がその当時の道子の年になった頃、二人は同時に焼跡で追われる夢を見る。 そこにバケツにプロペラを付けたような乗り物に乗った二人のドリームバスターが現れて…。
途中まではあまり気持が入らなかった。ふーん、作り物のおはなしじゃーん、って。イラストが余計だったかもしれない。イメージが固定されちゃうから嫌いなのだ。私のマエストロはもすこし老けてて頭よさそうなのよ。
それはともかく。 中盤を過ぎて、ふたつめの死刑囚をとらえたあたりから、ぐっとおもしろくなってきた。シェンに気持が添えてきたから。 そして、訳ありで幼い頃に別れた少年を探す女性。殺人事件発生。新しい登場人物のリップ。味のある『穴』のおやじさん。
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