活字中毒のワタシの日記

2003年05月26日(月) 東野圭吾『虹を操る少年』★★★☆☆

虹を操る少年
虹を操る少年
東野 圭吾
講談社 (1997/07)

帯より。
「君にもこの光は届いているか----。
光の演奏ー”光楽”ーを通じて、子供たちにメッセージの発信を始めた天才高校生・光瑠。
その目的を探ろうと、大人たちの魔手が忍び寄るが……。
実力派が放つ、傑作ファンタスティック・ミステリー!!』

相方いわく、「TOKIOよりは面白かった」。
そうなんだ、私は「TOKIO」の方が面白かった。
とはいうものの、これも楽しく読めました。かつ、ドキドキハラハラ。

人体から放たれている光を見たり感じたりすることのできる人がいるという設定。
たとえばすんごく好きな人がそばにいると、体のそちら側の光が強くなったり、顔は笑っているけれど嫌々しゃべっている時は弱い光になったり。
それを読み取ることができれば、それこそ『千里眼』!
あ、作者が違った…。

すごい勢いですすんでいく話。
不思議と主人公であるはずの光瑠の描写は少なくて、光瑠を取り巻く人たちの物語となっている。
それも、最後の方で出てくる「強く光る人たちの説」を納得させる。
何に納得しちゃったかというと、


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そこから発想したお話なんだろなーと思うんだけど、実際はどうなのかしら?

そういえば、武田泰淳『ひかりごけ』も光る人の話だったね。
あの衝撃的なラストは忘れられない。

そう、進化を、変化を恐れているばかりではいけないんだよね。
前へ、前へ。

虹を操る少年



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