| 2003年08月16日(土) |
乃南アサ『凍える牙』★★☆☆☆ |
 『凍える牙』 乃南 アサ 新潮社 (1996/04)
直木賞受賞作。
深夜のファミレスで突然燃え出した男性。 遺体に残された獣の噛み跡。
衝撃的なオープニングから期待しながら読み始めた。 捜査に当たる主人公音道貴子に気持が…よりそえない。
1/3ほどでつらくなってきた。 ぎちぎちの男社会で孤軍奮闘する貴子。 ヌード写真のカレンダーを平気で机に置いているような職場。
これでもか、これでもか、と貴子をおとしめ、足をひっぱる醜い警察内部のオトコ社会。 これらの描写が、私には、不要でした。今の私には、ね。
ということでこの評価。 横山秀雄さんだっけ、の『顔』がスキな人だったらきっとこれもおもしろいのでは。
『凍える牙』
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