活字中毒のワタシの日記

2004年08月20日(金) ジョン ウォレス『なんだってしてあげるよ』★★★★☆

なんだってしてあげるよ
なんだってしてあげるよ
ジョン ウォレス John Wallace Harry Horse さくま ゆみこ ハリー ホース
あすなろ書房 (2004/03)

大人げなくコドモとけんかしちゃった時に…。

こどもがちょっと不安定かな、不安げかな、と感じた時に…。

独身だって、こどもだって、ひとりぼっちかな、とふと孤独感を感じたら。

一緒に寝転んででも、ひざにだっこしてでもこの一冊を読んでみてください。

いつも一緒の大好きなジンジャー(おおきな熊。性別不明)のためならなんだってしてあげるよ、というちびくまチャーリー(チャーリーだから一応男の子かな)。

だいすきなジンジャーのためならなんだってしてあげたいのに、やることなすこと失敗ばかり。庭の手入れも、家のお掃除も。

そんな余計な手間をかけさせる(ここは母親の私の主観が入ってます)チャー
リーに「もう手出ししないで」「余計なことしなくていいから」などといわず
に、ジンジャーは冷静に(偉いわぁ)、チャーリーに御願いをする。

「おふろにはいってくれるかい?」

「もっちろんさ!」
「ぼく、ジンジャーのためなら、

 な ん だ っ て し て あ げ る よ 」

風呂にあがってからも、チャーリーはジンジャーために、「すっごくいいおか
お」もしてくれるし、「とくべつ すてきなえも かいてあげるし」「ちょきんばこのおかねだって みんな あげちゃう!」

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夕方から眠る前での時間を「(ジンジャー大好き、だから)なんだってしてあげるよ」と言い続けるちびくまチャーリー。

フォントが大きくなったりする文章は基本的に嫌いな私ですが、この本のこれでもか、といわんばかりの「なんだって」「してあげる」には大きな大きな包容力と愛情と許しを感じて、泣けてきそうになります。

さんざん「ジンジャーのためなら…」と言い続けて眠りにおちたチャーリーにおやすみのキスをして、ひとこと。

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私の超!好きなアニタ・ジェラームの
『どんなにきみがすきだかあててごらん』
のうさぎがくまになったバージョンですね。
こっちの方が、一人前気分のチャーリーがかわいらしい。
「こんくらい好きだよ」のうさぎは2、3歳で「なんだってしてあげるよ」のちびくまは3、4歳かな。おおさすが現役母。

ハリー ホースの絵も優しい色使いで、ちょっとでかい本だけどこれくらい必要かな。

受容。

包容。

無条件の愛。

そういったものをこんなかわいくシンプルに伝えられるなんてね、絵本てすごい。

ちなみに息子4歳2ヶ月は読んだ後、「ぼくだって、なんでもしてあげるよ」といってくれました。母と同じでおだてによわい息子。パシリにはなるなや…。
むくれてた母も「なんだってしてあげるよ」と優しい気持ちになれる、かも。

なんだってしてあげるよ



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