| 2004年09月16日(木) |
矢貫 隆『自殺―生き残りの証言』★★☆☆☆ |
 『自殺―生き残りの証言』 矢貫 隆 文藝春秋 (2000/02)
手首を切ってもなかなか死ねないようですね。
凝固してしまったり(私なんか血小板多いからその可能性大だ)、のこぎりで切っても死ねない人がいる。 お腹に包丁刺してもダメ。 相当高い所から落ちても(しかもここに登場した人は2度も!)死ねなかったり。
著者が関わったうちの一人は自殺未遂を繰り返し、最後には死んでしまうのですが、読んで思うのは、「中途半端な自殺は、苦しい」ということ。
農薬や薬を服毒すると、胃洗浄というのをするのですが、これが「死ぬ程つらい」というなんかブラックユーモアすら感じさせる話。
飛び下りも意識がしっかりしててあちこち折れてたら痛いだろうし。
年間自殺者3万人。 そして、未遂に終わった人は(幸か不幸か)何万人くらいいるのでしょうね。 思っただけの人は何十万人?その中に、私も入ります。
10代のリストカットが増えていて、自分を確認する作業だ、みたいなことを読んだんだけど、これって先日読んだ本の「居場所のない子どもたち」とつながるものがあるのかなぁ。 私は幸い、リストカットはしなかった。痛いの怖くて。
自殺を考えたら、ちょっと読んでみてもいいかも。
『自殺―生き残りの証言』
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