母のタイムスリップ日記
DiaryINDEX|past|will
今日も面会にいけなかった。 気になりながらいたが5時近くになると、ああ夕食だな。あまりに遅いと 興奮が、夜まで引きずって迷惑をかけられないと自己規制をかけてしまう。 面会時間は、常識の範囲内でと言われていて、その範囲を掴めないでいる。 我が家の夕食は遅かったし、就寝も遅かった。だから、こちらの常識は、 施設の常識でないのだろうと思ってしまう。 一昨日、Oさんが私を見るなり今日の頭はきれいですね。と言った。 今までとても気になっていて、言わないでいたけど、髪を結えばいいのにと いつも思っていたの。 本当にいいわ。 私は、髪が長く、上の方だけ束ねているのが通例。今は、美容院にも行けず パ−マも伸びきっている。見苦しくない様ににとは配慮してるつもりだったが 自転車を走らせるので乱れていたかもしれない。
Oさんには、心配かけましたね。私もだらしないですね。と謝った. 母も私の娘によく言ってた事を思い出した。もじゃもじゃの頭をみて、櫛で 梳かせばいいのに...。と。今、これが流行よ。と言うと変なことだね。と 笑っていた。 それを、思い出して帰り道はくっくっと思い出し笑いをしてしまった。 病になると、ある面では実に率直になる。近しければ近しいほど。 とすると、彼女もきっと、私のこと娘を見る思いだったかなと思った。
|