母のタイムスリップ日記
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2002年08月18日(日) どっちがいい?


母が、ホームに、入所して私の生活は変わりつつある。
例えば、家事を中断しないで住むようになった事。
 キッチンのお掃除をしていて気が付いた。
換気扇を外し、レンジフードを磨いてる途中で、母のそわそわが
始まる。すると、仕事を投げ出し母の相手をした。
ボール遊びだったり、百人一首だったり、歌だったり、いろいろだ。
室内で治まらないと、散歩。
 不思議な事に、朝だけはあまり、トラブルがない。
そわそわしていたら、こちらの支度が済むまで、寝ていてもらう。
それでも、パジャマのまま数分毎に起きて来て「今日、やすむ」と
言う。「はい、わかりました。電話しておきます。」と返事すると、
また、母の部屋へ戻って行った。
 すこし、鬱陶しいけれど それ以上のことは起こらないのが朝。
昼、夕方は、状況が異なる。
 刺激しないような声がけをしていても、異常に興奮してしまう。
きっと、こちらが疲れはじめて、母の心を安定するように出来ない
側面もあると思われるが・・・・。
 興奮は、拘りを持ってピークを迎える。
「家に帰る。一人でも帰れる。」と玄関でストライキが始まる。
玄関は、チェーンを掛けているので、1人で出ようとしても少し音が
して、多少の時間もかかる。だから、徘徊は無いが。
興奮は、治まらず、母を外に出し、その後ろを黙って、付いて行く
しかなくなる。
 母の目に留まらぬように、物陰に隠れながら見守る。
時に立ち止まる母。でも、声がけ時のタイミングもある。
あまり早すぎると、同じことを2回繰り返してしまう。
 帰り道が、解らなく泣き出す1歩前が、程よかった。
困るのは、知らない人に道を聞く時だ。聞かれたほうだって、困るのだ。
「駅は、どっちですか?」ねえ、駅と言ったて、いろいろあるのだから。
そんな時は、母は、聞く人の方を向いているので、私は、母の背の方に
立ち、両手を合わせて、頭を下げた。それでも解らない時は、自分の頭
を指して見せた。すると、大体の事は飲み込んでもらえた。
 20分で済む時もあれば、1時間かかるときもあった。
そんな風に、仕事が中断していた。
 今は、そういうことが無い。
私の重荷は、少なくなった。
 でも、母自身は、どうなのだろう。
・・・・
・・・・
 施設でも、帰り支度の後があるのだから、きっと、似たような事が
起きているのだと思う。職員の人は気が付かない時の方が多いかな?
気が付いても、気が付かぬ振りをする事もあるだろうな。
 外には出られないのだから、(エレベーターボタンが違う)独りで
諦めるのかな。
・・・・
・・・・ 
 果たして、どっちの方が母にとって、良いのだろうな?
過去の事を記憶してられない母に聞けないしなあ。
私自身の事は整理できても母の気持ちは簡単には引き出せない。、+ 






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