母のタイムスリップ日記
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| 2002年11月02日(土) |
ゴミ拾いと自然観察。 |
来客が午後だとわかったので、急いで施設に出向いた。 テーブルで皆とぼんやりしていた。 服装が中が半袖ニット。外は模様編みのカーディガンだった。 風があり、寒いと思われたので居室で服選びをした。 その時、「ゴミ拾いに行きます。」という事だったので、一緒に外に出た。 燃えるゴミ。燃えないゴミ。と分別しながら近くの道のゴミを拾った。 他の人は安定しているが、母は、ちょっとした段差で転んでしまう。 手に物を持ったりしたら、バランスを欠く。 相当気を使って同行した。 母は、散歩していても「汚いねえ。どうして、こんな所に捨てるのだろう?」 と気にかけていたので、ゴミ拾いは良かったと思った。
歩きながら、畑の作物の話になった。 オクラを見て、「これがオクラなの?」と驚いていた職員。 作物に関しては、やはり、入居者のほうが わかるみたいだ。 こういう能力は、すごいと思った。 また、サツマイモが収穫された後で、弦だけが残っていた。 「戦争中は、これを食べたんだって。皆に聞くと教えてくれるよ」と職員に話すと、入居者の人は「そうだよ。これを茹でて、何かを煮た汁で味付けして食べたよ。」と話してくれた。職員は、「へえー」と驚いていた。
母は、小さな段差に弱いが、歩き続ける事はできる。 でも、他の人は、歩き続ける事が大変な様子だった。 ゴミ拾いだけの時間では、まだ足りない母は、其の侭皆と別れ散歩を続けた。 川沿いを久しぶりに歩いた。 私は鳥の声が聴こえるが母には聴こえない。 今日は、セキレイ、カワラヒワ、百舌、等がいた。 「あそこ、あそこ」と鳥たちを指差して教えた。「あーそうだね。いるね。」 また、足元の草をみる。 スカンポ、アカザ、等食べられる草は、虫食いで葉脈だけ残っていた。 よもぎも食べられるが、不思議に虫食いは無くて・・・。 母と「どうしてだろうね」と言う話になった。
こういう事は、昔 母に聞けば、説明してくれた。 また、鳥の事だって、母の方が詳しかった。 でも、今は、逆転してしまった。
今日 気が付いたが、みんな、ゴミを分別する事は出来た。 いろいろ、おかしな事はするけれど、解る時ってあるし、単純作業はできる物だと感じた。今日の作業は、地元へのアピールなのかな?
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