母のタイムスリップ日記
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昨日、職員の人との話で母の一齣を見たような気がした。 先日持っていた「塗り絵」の事。 あれから、ずっと塗り絵を続けたらしい。 夕食の時間になっても「食べません」と言って続けたらしい。 「ご飯が済んでからまたしましょう」とお盆に道具を載せて見えるところに 置いてくれたらしい。 夕食を取り、その後また続きをしたという事だった。
在宅の時もそういう事が度々あった。 私は、見えるところに置かなかった。でも、止める時には「ご飯だからまた後でね」と声を掛けた。
母は、作業に集中する時は2パターンある。 一つは、面白くて止められない。もう一つは、宿題と思い込んでしまう時。 宿題と思い込んだ時が大変になる。 「これ、終らせないと叱られる」ともうパニックに陥ってしまう。 そういう時はデイで細かな作業が続いている時が多かった。 だから、「宿題はないって、電話が来たよ」と対応した。 すると、少し落ち着き手を休めた。
楽しんで作業できるのは善いのだが、有りもしない宿題で追い詰められるなんて・・・。といつも思った。 宿題って、過酷だなあ。痴呆になっても悩むなんて。
母は、やはり仕事のないことを嫌うようだ。 「何かすること在りませんか?」と施設でも尋ねるようだ。 家でもそうだった。 「ぼんやり」とすることが嫌いなのである。 私は、ぼんやりも好きだが、母からよく注意された。 でも、母は自分の好きなことに集中して家事を私によく依頼した。
親子でもやっぱり違うなあ。 私は、家事優先。母は、仕事や好きな事優先。
相変わらず、集中力を持っているのだと何処かで安心した。 でも、色の組み合わせや塗り方が一頃より落ちてきているようだ。 落ち着いて作業できれば元に戻るかな? その辺様子を見ないとわからないな。
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