母のタイムスリップ日記
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2002年12月19日(木) 余暇の興味


昨日の続きから。
母が食事する時、珍しく「私はどれを使うの?」と聞かないで まっしぐらに
自分の箸を選び取った。(拍手ものである)
在宅の時でさえ、わからない時が有ったのに。

認識度が高くなった訳ではないだろう。
施設では、○○さんの箸等となってはいない。

たまたま、出来た事なのだろうとは思うけど、子としては大いに感動してしまう。
瞬間思い出しなのだろうけど、大分あれこれ解らなくなっている事を思うと
やはり、嬉しい事なのだ。

やはり、本人にここで暮らした事の記憶が無いにしても、体のどこかで覚えているのだろう。

この所 施設の人と遊んだりするが、皆に共通するのは遊びである。
「風船やボール遊び」これは、女性 男性問わず遊べる。
それと、やはり昔の話。昔の生活に触れると、にこやかに反応してくれる。

母は、何故、塗り絵や折り紙などをやれるのだろうか?
仕事柄と思っていたが、同じ職業の人も居られるがさして興味をしめさないようだ。
逆に、母はテレビに興味を示さない。
でも、テレビを見る人も居る。
おかしかったのは、水戸黄門を見ていたら、「急に画面が変わった。なぜさっきの画面が出ないのか?」と聞きまくっていた人がいた。
聞かれた人は何を聞かれた解らず「えっ」と言う感じ。
どうやら、CMだったみたいで、また時代劇に戻ったら「良かった。良かった」と喜んでいた。
すると、聞かれた人はようやく気が付き「これだから年寄りは嫌だ」と言っていた。

母も、テレビでも見ていられると良いのだが・・・。
でも、現実とテレビの世界が一緒になってしまうのも困りものだしなぁ。
私が、テレビから遠避けてしまったのかなあ?

それにしても、個々に興味が分散するという事は何が原因するのだろう?
そして、風船等はどうして共通の遊びに成り得るのだろうか?

そのあたり、興味深い。
これが、脳の活性化と繋がらないかなぁ。

冬至が近くなり、日の落ちるのが早くて。
日光が足りないせいだろうか、毎日 眠い。
身体は起きているけど、頭が眠っている。




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