母のタイムスリップ日記
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家族は、予定通り早い出勤。 ふと、気になり 金魚やめだかの水の入れ替えをした。 春先に戴いた金魚の卵は現在7匹の稚魚となっている。 赤ちゃん時代を過ぎて黒っぽくなり1.5センチ位に成長している。 大きくなった金魚とめだかは、また 別の鉢に住んでいる。 先週、めだかの赤ちゃんを 鉢毎戴いた。 これで、器は3つである。
だんだん、水の取替えも面倒になって行きそうである。 早く、大きくなって全部一緒のお家に住めればいいなあ。
布袋や、水草は、日に日に成長している。 鉢の水面を覆ってしまっている。
一匹ずつ掬い出して、一晩置いた水に移動させた。
作業を終えて、母のところに向かい 外に連れ出した。
母の編み物は、今度は意識して模様が入っていた。 数段置いて、目を変えて行くやり方である。 やはり、繰り返せば勘を取り戻すみたいだな…。
遠くのデパートまで出向く元気はないけれど、地元のデパートならと出かけた。 丁度、上履きが取替え時である。 介護用品で、買ったものなので今回もと覗いてみたけれど、これという物がなかった。だから、靴売り場に移動した。 安くて母に良い物をとウロチョロしていると、いつも声をかけてくれる店員さんが声をかけてきた。 「上履きにできるものを 探しています」というと探してしてくれた。 ほんとは、そのコーナーは ちょっとお高いので避けていたのだった。 でも、履いてみるとぴったり。 サンダルだけれど、ずれてこないタイプ。 「まったく憎いね」もう少し他の安いのを探すという気力が萎えてしまった。 母が一人で履けるかを試してみて大丈夫だったので購入した。 バーゲン価格にはなっていたのだけれど…。予算オーバー。 「お母様、この間よりだいぶ良くなられてますね」と店員さんに言われた。 しっかり、覚えているものだな…と感心してしまった。
時計を見ると、お昼を過ぎていた。 今日は、外食にしようとレストランに入った。 昼時で普通の席は満席で、個室に案内された。 そこには、3組入れるようになっていた。 私たちが一番乗りで、席についてメニューが来るのを待っていた。 ちょっと、放り出されたと思えるほどの時間が経過したころ次のお客さんが案内されてきた。IDカードを下げたこのデパートの系列の本社の役員さんの様な、4人組み。うち、一人はアメリカ人。 そういえば、この間、会社広報に載っていた人だなぁ…。 その人達が席に着くか着かないうちにメニューを持って店員さんが来た。 こっちに来ると思いきや向こうだった。 また、別の店員さんが、お茶を運んできた。こっちにはまだ。 4人組みさんは、矢継ぎ早に注文していた。こっちは、置いてきぼり。 今度は、前菜が運ばれてきた。こちらは、また 置いてけぼり。 次には、注文の品が運ばれてきた。 「失礼しまーす」と言っていたので、母に向かって「ほんと失礼しちゃうわね」と小声で言った。 すると、その店員さん慌てて後ろを向き「すみません。すぐ、メニューお持ちします」だって。聞こえてしまっていたのだった。
普通、こういう事は、言わない様にしている。 でも、今回は 店員さんにというよりもその4人組みに対して「ムッ」ときていたのだった。 だって、今、お宅の系列のデパートでお買い物したのよ。 それに、先にこっちが入っているのよ。 「あちらからお先に…」って言えないの?私なら、言うわよ。 「向こうが先です」って。
間をおかずに、メニューが運ばれた。見るまでもなく決まっていたので即注文すると。「急いでお持ちします。すみません」と平身低頭である。 ちょっとして、母のが先に配膳された。それに、注文以外の品があり「お詫びに」と言っていた。まもなく私の分も来たけれど、なんだか嫌な気分になった。なんか、ごねた人になった気分なのだ。
食べるのも嫌で、でも残せず…複雑な気分だった。
幸い 母は おなかに入ればよいと言った風でよかったのだが…。 とんだ、外食になってしまった。(ため息)
私、「こわーーーーい顔」をしていたのかしら…。
それから、家に向かってゆっくり歩いた。
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