母のタイムスリップ日記
DiaryINDEXpastwill


2003年08月02日(土) 頼もしい仲間?


いくら、用が在るといっても2日面会しないとちょっと気掛かりだった。
午前中、一時間だけでも出かけて散歩させないと足が弱ってしまうなと思い母の所に向かった。
この所、椅子から立ち上がる時もフラッとしてしまう母なのである。

訪ねると、朝食を終えたばかりだった。まだ、食べ終えないで食事中の人もいた。母は、気がつかなかったので、後ろからそーっと頬をつけた。
「ぎょっ」とする母。「ごめん。驚かせてしまったね」と言うと安心して笑顔になった。
トイレ誘導後ノースリーブに着替えて帽子をかぶり散歩に出た。
うっかりして、自分の帽子を居室に忘れてしまった。

畑の横を通っている時「あれは、しし唐。あれは、ピーマン。実がついているねえ」と言うと「「んー。ピーナッツだねぇ」と言う母。
「違うよ ピーマン」「ほー ピーマンか。ピーナッツとピーマンは同じだね」と訳のわからぬ事を言う。
「ピーマンは、野菜でしょ。ピーナッツは、豆」と言うとオウム返しに「ピーナッツはお豆だ」と言う。…何処まで理解しているんだか…

しばらく歩くとまた○○ドラックの看板が目に入ったようで「ドラックって?」と聞いてきた。「薬。薬屋さんだね。ドラッグ」と言うと…。
「トラック。私も黒いからトラックみたいだな。はははは。」と笑った。
ま、耳が遠いから聞き間違いもあるだろうし、トラックの運転手さんはやっぱり色が黒いかも…と母の連想を否定しないでおいた。

途中、公園で水分補給の休憩。地元の農家のスタンドで野菜とほうずきを買った。農家の方は、母より少し若いだろうけれど、あまり変わらない年齢のようにみえた。でも、お元気に作業しておられて トマト2個おまけしてくれた。

施設に戻り、汗を拭いた。
途中のドラックストアで、消毒用のウエット綿を買ってきた。
それで、体を清拭して乾いたタオルでさらに拭いた。
頭もドライシャンプーをした。

行けば、次々したい事が出てくる。
「今日は、ここまで」と作業をやめて施設をあとにした。

家に戻り、腹ごしらえをして身支度を整え電車に飛び乗った。
予定を大分オーバーしてしまい、完全に遅刻のパターンである。

会場前で隣の町のAさんとパッタリ出会った。ちょっと、ほっとした。
二人並んで空いている一番前の席にそーっと着いた。

今日は「介護者サポートネットワークセンターアラジン」の代表者の方が
「介護者の心を癒すために」というお話をしてくださるのである。
NPO活動でこれからは介護者のケアも考えていく必要があると会を立ち上げられた方である。テレビや新聞でも取り上げられている。

「介護者のケア?」と思われる方もいらっしゃると思う。
でも、介護者が心身ともに健康でないと良い介護はできないのも現実なのだ。
実は、私自身の中にも利用者のサービスすら未だ満足に出来てないのに…と思いは消し去れない。
けれど、わが身もそう遠くない将来には、次世代の方のお世話になる事は間違いないだろうと思う。
そう考えると やはり 今後のために学んでおいた方がよいのだろうと思った。

いろいろの課題もあるだろうし、地域に根ざすためには地域で考えて行く必要があるだろう。
また、手探りの作業が始まるのかな?
でも「アラジン」の方から学ばせて戴けるのだろうから「ゼロ」からの出発ではないだろうし、始まったばかりの2拠点との相談も出来る。
頼もしい仲間がいれば こんな私でも動き出せるのかな?




はな |MAILHomePage

My追加