母のタイムスリップ日記
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2003年08月10日(日) 虚ろだな


 早朝に夫を送り出して、メールをチェックした。
海外からの久しぶりのメールが入っていた。

海外に出て、いよいよ介護のお仕事始動するという内容だった。
これから、リアルタイムで海外の介護状況をキャッチできるんだなぁ。
判ってはいたけれど、いざ 自分ができるようになると ドキドキする。

PCの世界は、バーチャルだから 実態とかけ離れた事も書ける。
でも、真実の見えるバーチャルもあるかなと最近 感じる。
見えないから世界なので 想像が時に悪い方に働いたりする時もある。
ほんとに、難しい。

バーチャルな世界もいいけれど、やっぱり 出会って話す事が私には一番。
それは、変わらない。

昨日、一昨日と母の所に行かなかった。台風のせいもあるのだが…。
ご近所では、庭の木がグラグラするようになったとか、木が傾いたとかあったようで、ある家には、今朝クレーン車が来て、木を切っていた。

母は、汗臭くもなかった。職員の話だと昨日入浴したという事だった。でも、今日は「ナツッ!」という感じの日で、風呂に入れたかった。
家に連れてきて入浴して貰った。
風呂上りに、アイスを食べて…。他にも水分補給。母の好きなナスの漬物も。
そして、スイカ。迎えに行った時、足のむくみが気になったが、入浴後に見ると普通に戻っていた。足の冷えもなかった。
母の足は、汗の出るような暑い日でも とても 足が冷えていることがある。
母自身、顔は汗が出ていても、脚は冷たいという日がこの所 とても目立つ。
今日は、そうでもないのでホッとした。
痴呆が進んでいくとそうなるのだろうか?
母より早く進行していた人が、そうなっていた。夏でも手足だけがとても冷たいのである。抹消に血液が回らなくなるのだろうか?

入浴がすんで暫くすると「外に出ないのか?」とやたら催促してきた。
「うん、もう少し後でね」と言って「塗り絵」をして貰った。
きれいではないけれど、とても丁寧に集中して塗り始めた。
帰り支度をして玄関迄出ると母の表情がこわばった。靴を履くと少し落ち着いたがなんとなく虚ろ。
施設の前に立つとまた顔がこわばる。「初めてのところ?」と聞くと「2度くらい来たかな?」と言う。こういう時は 胸が痛む。
居室に入っても虚ろだった。
職員が洗濯物を届けにきた。すると、母の顔がほころんだ。
覚えのある顔だからだろう。
少し職員と母の事を話し込むとまた、不安気な表情になった。
聞こえてはいないから余計に心配になるのかもしれない。
「もう、夕食ですよ」と言うので「みんなの所に行きましょう」と誘うとまた不安げ。
右手は職員。左手は私。で仲良くホールに移動しようとしたら「幸せものだね」とニコニコ顔。これでようやく、ほっとした。





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