母のタイムスリップ日記
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昨日書き逃したこと。
ちょっと気温が下がっていた。 朝食の片付けや洗濯物を干して母のところに戻った。 「寒くない?」と聞きながら母の手に触れたとき「あら あったかい」と一言。「寒いんだな」と思い お風呂を温めようとそばを離れたとき「わぁ」という声が聴こえた。 「そばにいてほしかったのかな?」と思いながらそばに戻った。
時計を見れば トイレ誘導に程よい時間だったので「たちますよ」と立位介助したら またもや「あ〜っ」という声。
トイレまでたどり着いて便座に腰を下ろして貰おうとした時私のほうが「あ〜っ」と叫んでしまった。 便座に腰かけた母の顔をみたら 母も私をみていてこっくりと頷いた。 つまり「大」を排出する気配を感じ声をだし 立位で少し出てしまって声をあげていたのだ。
一連の母の「あっ」はすべて意味のある言葉だった。 昨日大量にでたから今日は大丈夫という思い込みで対応していたことを反省。
「ごめんごめん 折角教えてくれていたのに気が付かなくて悪かったですね」と母に謝った。
今日はデイのある日。 送迎が早いことを意識していたが 更に早いお迎えで慌ててしまった。 何とか無事に送り出せた。
夕方帰宅した母は前屈が強かった。 トイレ誘導後テーブルについてもらった。 座位は保てるが前屈で目を閉じてしまっている。 寝ている訳ではない。自分の世界に閉じこもってしまっている感じ。 メロンを食べてもらったが目はつぶったままもぐもぐ。 噛んで飲み込んでいる。
夕食をセットしてから母の耳元であれこれ話した。 それから手をゆっくり撫でてついでに頭もなでて…。 「目を開けてくれないと寂しいなぁ」と話しかけた。 母はそうっと目を開けて「うふっ」そして目を閉じかけた。 「ねぇねぇ 目を開けててよ」と話しかけたらようやく目を開けてくれ食事を継続することができた。
眠い訳ではない。 それから食事の間中 休息の間 目をパッチリ開けて笑っていた。
夕食も定量を食べたが少し多めだったので50分ほどかかった。
いつもより少しゆっくり目に就寝。 一度目のトイレ誘導はまあまあ足を交互に出してくれた。 でも眠そうだった。
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