短いのはお好き? 
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2003年05月09日(金) 前から後ろから。

坊さんで思い出したけれども、藤沢周は読んだ? たしか『satori』だったかな、何冊か彼のは読んでいるけどもその卓越した才能に脱帽かな。彼はあの『月山』の森敦の編集者だったらしい。最近のは知らないけれど結構、彫師とかマイノリティな連中がよく出てくる。ま、エキセントリックな主人公にはどうしても惹かれてしまいます。で、キネ旬のことだけど本当にあんな投稿ページあるなんて知らなかったよ。ずっと以前にもどこかに文章を出したくって確かにキネ旬もチェックしたはずなのに。もう今度という今度はガンガン…といっても月一のペースだけれど…送りまくりなのだ。冨樫の『星に願いを』もさっさと打ち切られたということは早めにヴィデオ化されるってことだから、したらもうギタギタのボロボロに批評してさしあげるなりぃ。ま、彼に対して個人攻撃を加えるつもりは、これっぱかしもないのだけれどもそろそろ彼のためにも書いてあげないとね。ヌハハハハ。俺は彼のお師匠? である福さんこそもっと世に出て然るべきだと常常思ってるんだ。これももう何度もはなしたかもしれないけど福さんは本当に映画してるんだよ。あ、そういえば映画してるで思い出しちゃったけど、望月六朗だったっけかな…彼の『鬼火』ってのは観た? 俺はルイ・マルしかしらないけどさ。それにあの俺らの大好きな満月の『皆月』も撮ってたんだね、まったく知らんかった…その彼の日活ロマンポルノ作品なんだけれども、たまたま仕事がらみでヴィデオ観てそのエンディングに感動したことを鮮明に憶えているんだ。それはさ、例のキアロスタミもビックリの大俯瞰で自転車に乗るヒロインがこちらに向かって走ってくるだけのなんの衒いもないラストなんだけど、これがたまらなくいいんだよ、実に映画している。才能があるやつが撮れば、たかがチャリが走るだけのシーンでもいくらでも映画になるってことなんだね。キアロスタミのキャメラとはちがって望遠でねらってるんだけれどさ。ま、それはともかく俺は花村満月と藤沢周におんなじニオイを嗅ぎ取ってしまうんだけど…全然ちがうふたりだけれどもね。で、話はまた飛ぶんだけど『映画芸術』に載せるために『羊たちの沈黙』評を花村に依頼したのは荒井晴彦で、満月どんは「沈黙のわりにはよくしゃべる」という評を書いてきたらしい。              


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