短いのはお好き? DiaryINDEX|past|will
なななんとお風呂に浸かっている小さな人発見! きょうはミルクの入浴剤の日で、白濁したお湯に洗面器を浮かべ、さらにその中の白濁したお湯に浸かる小さな人。 お椀の舟の一寸法師を思い出したりして…。 で、ぼくはまたも失敗をやらかしてしまったす。 ついついお背中流しましょうか? と、親切心でいらぬことを言ってしまって、万事休す。 小さい人はこちらを振り返りもせずに、ポッチャッと湯船のなかに飛び込んでしまったのでした。 ぼくも、思わず飛び込んでみたいなぁ。 なんて想わせるほどに、その飛び込みの上手だったこと! まるでWater Boys! なんてね。(ひとりだから、sじゃないっつーに) でも、小さい人はなかなか水面から顔を出さないので、ぼくはおかしいなと思いはじめて、ああそうだ まだぼくが覗いてるから警戒して出てこないんだと思ったけれども、いやそんなことじゃなくって今まさに溺れそうになっているんだから、一刻の猶予も許されない状況なんだとか考えているうちにも時間はどんどん経ってゆき、もうパニクって酸欠のカバみたいにタイルに四つん這いになってゼーゼーやっていると、とことこと駆けてゆく小さい人を目の隅に捉えた。 な〜んだ。 ま、よかった。よかった。 と思ったら、不思議と喘息の発作も収まってきたようだ。 ゆっくりと立ち上がり、後ろ手でドアを閉めようとしたそのとき、 トランスみたいなビートの効いた曲が流れだしたんだ。 思わずぼくは振り返る。 あああああああああああああぁあぁあぁぁあああぁあああぁおぁ! ななななんと、小さい人たちが5人も。 それも、シンクロをやりはじめた! ぼくは、なんかもうわけもわからず涙がでてきちゃって…。 だって。 か、かわいい。可愛すぎる。
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