2003年01月08日(水)
雪に埋もれるベランダからの光景に不穏なものを感じたぼくは、 それを「ペギラでも出てきそうな」と表現し、 新年の挨拶がてらの文章の一節として、 あちらこちらの掲示板に書き込んできたのだった。
「例えが古すぎて通じないかもしれません。 通じないでしょう。通じるもんか。 しかし、ぼかぁ、そう言わずにはいられない」 そんな但し書きを相手によって交えながら。
したらば案の定、ペギラに関するいろいろな説が出た。 ギングギドラと似たようなものであるとか、 ゴジラの対戦相手であったとか、 雪男とナマハゲを足したような奴だとか。
……あ、あの、最後のってウーのことじゃないでしょうか(気弱)。
その一方で、こんなことを言い出す猛者もいた。 「入り用ならばご一報下さい(秘蔵30年モノ)>ペギミンH」 ペギラですら多くの人にはもはや謎の存在であるのに、 それをペギミンHで切り返すとは、何者だキミは。怪獣博士か。
南極、そして東京にペギラが出現した頃、 地球にはまだウルトラマンがいなかったので、 人類は自らの知恵によって怪獣を撃退するしかなかった。 南極に生えるコケを主成分にして作られたペギミンHもそんな産物のひとつで、 ペギラはこれを非常に嫌っていたのだ。
なんてことを共通の知識として持っていたキミとぼくって、 もしかして同世代ですか。 というか、はっきりいっておいちゃんですか。
というわけで、その元凶はペギラかもしれないベランダ氷河期。
おっと、忘れるところだった。 怪獣博士やおいちゃんなら知っているもうひとつのこと。 ペギラに耳をつけたらチャンドラーやんというあの事実を。
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