2003年02月02日(日)

■ 100訊けないことは1つだって訊くな。

大多数はレノンじゃないかと思うのだ。
なかにはスカしてフォガティと答えるぼくのような者もいるだろうし、
アーヴィングだとかトラボルタとかいった答えも出てくるかもしれない。
そりゃあ隣の犬の名だと言いたい人も、ひょっとしたらいるんだろうが。

だが、やはりレノンが多数派ではないかと思うのだ。
「ジョンといえば?」と訊かれたとき。

そうなのだ。
ぼくは思いついてしまったのだ。
その人の趣味や嗜好を知る手がかりとして100人の名前を。

いや、本当は100人分も考えてはいないのだが、やるからには100人だ。
ここはどうでも「100の質問」に対抗せねばならない。
というか、100訊けないことは1つだって訊くな、だ。
訊くからには100。五十歩百歩? 大間違いだ。

というわけで、ジョンとくればジョージだろう。
これは答えの分かれるところである。
ハリスン、ルーカス、所、山本。
ワシントンとか紫とか言い出す人もきっといる。

次はポールだが、マッカートニーではおもしろくないので、
ここは無理にでも違う名を挙げたい。
ロジャース、コゾフ、ウェラー、ニューマン、スミス、ピコなどなど。
ぼくならきっとリンジー・ディ。

ほら、またそうやって坊ちゃん嬢ちゃんがついてこれないことを言う。
っていうか、ポールといえばリンジー・ディ?
反則ちゃうん?

しょうがないのでリンゴについても訊いてやろう。
一見外すのが難しそうだが、スターキングとか津軽とか出てきそうだ。
なかには「追分!」と勇んで答える人もいそうで怖い。
いや、「青い?」と逆に聞き返す人の方がもっと怖いか。

とまぁ、そういう次第で、趣味嗜好のみならず、
お調子者か天邪鬼か、あるいは素直か、
はたまたまったくの無知蒙昧かということまで
これでわかってしまうという寸法だ。

ところで、ここで無知蒙昧とはなにか。
人の名前を知らないヤツだ。
シルベスターと言われてもわからず、アーノルドと言われてもわからない。
「ジョーといえば?」に対して「オダギリ」と答えるのが精一杯だ。

試される100人の名前。
こういうのは、しかし、思いつきにとどめておいて、
実際に100人分ひねり出すのはよしておくのが賢明というものだろう。
「365行計画」で得た、それが教訓である。


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