2003年06月07日(土)

■ 身内価格、この罪なもの

ビーズ作品を携えて出勤したうらるちゃんが、
金1万3千円也を手に帰ってきた。
女性ばかりの職場での作品発表会というか
情報交換会というか、単に休憩時間の出来事というか。

以前、写真館にも掲載したような作品(これとかこれ)、
どれも1500円とか2000円とかの友達価格だったというが、
ちょっと待て、それはいくらなんでも安すぎないか。

その手のお店を覗いてみると、もっとちゃちなシロモノが
平気で3000円、5000円といった値札をつけてるんだで?
なかには7000円などという「おいおい、本気か」的な数字をわざわざ消して
半額セールを謳う姑息な奴までいるんだで?

っていうか、友達価格や身内価格、
こんなものしか適用できない人間を相手にしていたらだめだ。
あと、社員価格とか。……いないけどな、そんな奴。

材料費と浅草橋まで買出しに行く交通費が出ればいいと
ずいぶん謙虚なことをうらるちゃんは言うが、
他人を相手にもっと高く売りつけるべきではないか。
儲けを出せ。自立を図れ。ウハウハ笑え。

などといいながら、せっかく当てたサザンの茅ヶ崎ライヴのチケットを、
ほとんど定価同然で妹夫婦に譲ったのは他でもないこのぼくだった。
10倍、20倍の値段で、それは公然とやり取りされていたのだ。
身内価格、この罪なもの。

そんな値段で手に入るならワシも欲しいとか言うな。
うらるちゃんのお友達に、そのときだけワシもなりたいとか言うな。


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