酒と薔薇の日々日記
琥珀



 泣ける小説って

ここのところ、新堂冬樹さんや戸梶圭太さん舞城王太郎さんのいわゆる『外道系』小説ばかり読んでいたので、たまには純愛モノなんて読んで涙してみようかしら〜と、書店の平積みのとこから選んでみました。

片山恭一「世界の中心で、愛をさけぶ」

柴咲コウさん(好き)が帯にコメントしていて、泣きながら一気に読みました。なんて書いてあるので期待していたのですが、いまいち。

汚れちまったのかしら…アタイ。

もうちょっと若いとき読んでたら泣けたんだろうなー。主人公が甘っちょろくてワタシには合いませんでした。なんだか泣きたい気分だったので残念。
江國香織さんの「神様のボート」なんかはボロ泣きしたんだけど。あと、恋愛モノではないのですが、桂望美さんの「死日記」も主人公の男の子がけなげで涙無くしては読めない本でした。タイトルからして、いじめ日記みたいなのかなあ、と思ってたら某事件(これを書くとネタバレしてしまうので割愛)がベースになっているであろう小説で、ある意味「愛」がテーマで泣けます。

テレビ番組の「はじめてのおつかい」とかでもウルッときてしまうのは、涙腺が緩んできただけなのかしら…(汗)

2003年08月22日(金)
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