わわわんわん



物欲の砦:クランプらー!くらんぷラー!クランプラー!

2003年10月05日(日)

どうにも時間がないから、もう行くのはやめようとしていたPCエキスポ。たった一時間しか回れなかったうえに、楽しみだったくじ引きも終わっていたんだが、それでもともかく、本当に行ってよかったのだ。

クランプラーというオーストラリアの鞄メーカーがあって、以前からそのメッセンジャーバッグを愛用していた。これが崩壊しつつあることは以前このページにも書いてる。ところが、国内での販売店が少なくて、取り扱い点数も限られているため次の買い換えができない。今まさに壊れかけているのと同じものにするか、少し小さいクッション入りのものにするか、決め手がなかった。

結構な価格のうえ、色合いのよさに目をとられがちなのだが、これが使ってみるとおそろしく便利なのだ。パッと見はオシャレなぺらぺら鞄なので、ちょっとカッコ付けて持つものかなーって感じなのだ。ところが、これがもう無茶苦茶に荷物が入る。入らなくなって溢れてもふたで押さえ込んで運べる。肩にかけるということは中身をさっと取り出して仕舞えるということでもある。おまけに、腰に固定するベルトが付いていて、確かに自転車に乗るときなどがっちり体に固定できるので荷物がすうっと軽く感じられる。

というわけで、次もクランプラーの鞄を使うというのは決めていたんだが、なにしろモノがない。同じメッセンジャーバックに躊躇を覚える理由は、今のモノをなんとか使い続けられそうなことと、この鞄の唯一の欠点、全体に鍵をかけることができない点にあった。宿に置いてゆくときにちょっとね、というわけなんだが。

長い前置き。で、エキスポ会場には山のようなクランプラー製品が並んでる一角があり、ふらふらーっと近付くとみたこともないリュックサックだとかカメラバッグだとか、もう夢のようなブースだったんである。展示しているだけかと思ったら、これがまあ、その場で購入できますなんて言われてしまい、散々迷った挙げ句に気が付けば会場の片隅で荷物をでっかいリュックサックに移しかえている私がおりました。

会場特価だったから買えたけど、やっぱり高い。うーむ。しかし、鞄破壊が激しい私には必要経費かもしれないと思い直して、いままでに速攻で息絶えた安鞄を走馬灯のように思い出したり。


ところがさ、すでにこれも壊れたんだな。荷物を入れて歩くのに問題はないけどさ。なんとかしてよ。鞄メーカーさま。

追記:無事で長生きしてる鞄は、要するに滅多に使っていない鞄だったりする。


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