私は清原が大嫌いだ。 もちろん讀賣に入団してからだ。 高校3年時のドラフトで裏切られた讀賣に、FAであっさり入団した時には、「こいつはアホか!?」等と思ったものだ。 そしてこの日本シリーズで、その思いを強めた。 そこまで思い切りガッツポーズとかするかぁ!? 真剣にやっているのはわかるが、仮にも西武は、長い間世話になった球団だろ?? TVのスポーツニュースで、西武ファンが「西武に勝って欲しい。でも清原も頑張って!!」と言っているのを観ただけに、余計に清原の事を腹立たしく思った。 かつて掛布がこう言った事があるのを思い出した。 「本塁打を打っても、打たれた投手に失礼だから、派手なポーズはしないようにしている。」ってもの。 掛布が現役の時って、こういう姿勢を尊重しながらも、もう少し感情を出して欲しいと思った事があるのだが・・。 でも清原みたいな「剥き出しの感情」は醜いとさえ感じてしまう。 この男に引っ張られるように、讀賣ナインは戦闘意欲満々だ。 それが余計に鼻につく原因になっているだが・・・ ただこの戦う雰囲気が、今年の讀賣の強さであったと思う。 このチームを倒すには、技術以上に強いスピリットが必要だと、日本シリーズを観て改めて思った。 かつて星野監督が現役の頃に見せた、あの姿勢を持たなければならない。
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