2002年12月11日(水) |
代理人交渉の是非は?? |
濱中が契約更改交渉に代理人とともに現れ、たった20分で保留し、帰ったという。 その理由が、代理人である弁護士のスケジュールがたて込んでいた為とか。。 こういうのを聞くと、「何じゃ?!それ!」ってなってしまう。 被考課者としては、1回目は球団からの評価をまず聞くというのがあるのだろうが、、 それにしても20分で、どれだけの話が出来るんだ?? まず評価を聞いて検討するのなら、その評価の内容について聞くという姿勢が必要ではないか?? 書面で資料をもらって、それを検討して次回交渉に臨むのだろうが、 その時には本人不在の下で行われるらしい。 これもどうかと思うけどなぁ。。 交渉の席というのは、今季の評価についてじっくり聞いて、 来季以降はどういう事を求められているかを聞く機会でもあるような気がするんだけど。 MLBの選手なんかは、入団時から代理人を通してというのが定説になっているんだろうけど、 日本とは文化が違うからね。 現状では、日本の社会に根付いていない制度という気がしてならない。 まあでも認められた制度なんだから、採り入れるのは選手の権利でもあるし、 いいんだけど、やり方を考えた方がいいような気がする。 20分で席を立った上で、濱中は「自分が契約する訳じゃないんで、わからない。」 等とコメントした。 そのコメントは明らかにおかしい。 契約するのは、選手と球団じゃないか。。 代理人交渉をする理由として「野球に集中したいから」という事らしいが、 これもいささか疑問が残るコメントである。 選手は野球の技術を向上させる事が最も重要であるかもしれないが、 それとともに人間としていろんな経験をした上で、成長する事も必要だと考える。 球団の考え方や球界の流れを理解して、後々、良き指導者になるってのもあるんじゃないのかな。。 濱中等は、将来チームリーダーや選手会長、 そしてコーチから監督へといった事まで期待するような選手だと思うので、 自分の目でいろんな事を見ていって欲しい等と思ってしまうのである。
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