2003年08月02日(土) |
○阪神5−0中日 阪神甲子園球場 |
ついに井川が「らしい」投球を見せてくれた。 被安打2のみの「準々完全試合」だ。 5回に関川の右前打で記録は途切れたが、その瞬間「せめてもう2点リードしていれば・・」と思った。 この打球は檜山の前に落ちたのだが、1−0というスコアが彼の足を止めてセーフティなプレーをさせた。 打球の勢いや他の状況を考えれば、檜山のプレーは全くもって定石通りではある。 しかしこれがもし3−0で勝っている場面なら、彼は頭から取りにいってたかもしれない。 二死という状況なら、リードがあれば記録達成の為に博打を打てたかもしれないからだ。 序盤に岡本を攻め続けながら最少得点に止まった打線が、井川の大記録への道を狭めたと言えるだろう。
井川は、本当に夏場に調子を上げてきた。 この日記で、「そういう調整をしているのならば、きっと夏場に完全試合ぐらいの事はやってくれるだろう」等と皮肉めいた書き方をした事があったが、これはもしかしたら実現するかもしれない。 この日は直球のキレが抜群で、しかも低めにコントロールされていた。 少し高めに浮く感じを残した変化球が低めに投じる事が出来れば、大記録達成もあるかもしれない。
ジョージがバックスクリーンに放り込んだ時、濱中不在の打線に彼は欠かせない存在だと改めて思った。 打撃不振の中、中堅〜右の意識を再確認して望んだのだろう。 物凄い価値のある本塁打だった。
相手の事になるが、また野口が岡本の後に登板した。 こういう使われ方で、彼は納得しているのだろうか。。 山田監督の意図が解らない。 この形で阪神戦に出してくる限り、打たれ続けて勝利を逃していく事だろう。 それでいいのなら、どんどん中継ぎで出してくれ。 うちはKOし続けるだけの事だ。
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