2004年05月09日(日) |
○阪神16-5中日 阪神甲子園球場 |
甲子園の「コール」が変わり、少し異様な雰囲気の中で、すごい試合が展開された。 二度とやれと言われても出来ないのでは?と思われる程、高度な打撃を披露した藤本に、圧巻とも言える、二打席連続アーチを架けた今岡。 効果的な本塁打を放ったジョージに、当たりまくる矢野。 全てが、神憑り的雰囲気を放つ。
甲子園は魔物が棲んでいると言われるのは、主に高校野球の世界での事だ。 初出場の高校等が、その魔物の餌食になる事が多い。 今日の中日投手陣は、正に新参者の高校の投手のようであった。 今岡に二本目を食らった谷繁の顔は、引き攣っていた。 昨年、「今季の阪神は、手がつけられない。」と雑誌に暴露した時の心境が甦ったのではないか??
苦手三投手をぶつけられての3連戦に、勝ち越した事の意味は大きい。 しかも初戦を取られての事だから、尚更である。
火曜日からは、久保田・井川・福原。 これで讀賣から二つ取れれば、今度こそ、混戦から抜け出すきっかけを掴む筈だ。
しかし、あの「コール」は何だ?? ズレを矯正する為に、ああいったスローなコールにしたのだろうか?? それだったら、大きな音を出せる体制を整えた方がいいのでは??と思うが・・。
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