2004年05月13日(木) |
○阪神4ー3讀賣 東京ドーム |
この試合、よく取れたな。 これが正直な感想である。
今岡の、信じられないプレーから始まった乱れは、連鎖反応を呼び、気がつけば3失点もしていた。 しかし、ここで気持ちを切らなかった福原の充実ぶりは、すごいの一言。 気合いと自信が漲る投球。 正に、マウンドに仁王立ちである。 打たれて動揺を隠せない林とは、全く対照的だった。 欲を言うならば、5回の悪夢を葬り去り、完封させてやりたかった。 讀賣の連続試合本塁打記録を消すだけでなく、1点もやりたくなかったと思うのである。
ミスをした藤本と今岡、それに福原が、皆、バットでお返しする。 その精神力こそが、チャンピオンの誇りか。 3点ぐらいはハンデ・・そのくらいに思わせてしまう力強さがある。
これで讀賣戦は、7勝2敗。 敗戦投手は、井川ただ一人だ。 この状況をどう思う?? 私は、チームとして、本当に強くなったんだなと思う。 エースに頼らずして、金満チームを圧倒してしまうのだから。
ゲームセット直後の矢野のガッツポーズ。 これがナインと首脳陣、そして我々ファンの思いを表している。 そのガッツで勝ちまくれ。 我々は、そういう阪神の姿を見たいんだ。
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