2004年05月15日(土) |
○阪神5ー4広島 阪神甲子園球場 |
7回からは、完全に阪神ペース。 それでも、試合を決する事が出来たのは、自軍に流れを呼び寄せてから、6イニング後の事であった。 この事が、広島に対して劣勢である事を証明する。 相手が讀賣なら、7回でひっくり返しているだろう。
檜山の三振が、納得出来ない。 真っ直ぐ系の球をカットしていて、最後は、落ちる球に空を切った。 一体、彼は何を待っていたのだろう?? 追い込まれたら、普通は、真っ直ぐに合わせながら、変化球にも対応しようとする。 しかし、彼は真っ直ぐをカットしていた。 ならば、変化球に照準を合わせていたのではないのか?? なのに、何故、あんな不細工な形で三振するんだ。。 ここで一気に越していれば・・という思いが残った。
それでもこの試合を取れたのは、言うまでもなく、3守護神のおかげだ。 やはり、リガンの復活は大きい。 この3人が機能すれば、勝機が芽生えてくる。
12回は、無死走者なしからのサヨナラ劇だった。 7回も同じ形。 この辺りに、「ネバサレ精神」を垣間見る。 八木も腐らず、調整を続けてきたんだろうなと思った。 最後の歓喜は、雨中で応援を続けたファンの為に作られた演出だと思っておこう。
でも、この試合の最大のポイントは、6回表に5点目をやらなかった事だ。 二死2塁から打たれた左前打に、金本が諦めずにバックホームして、捕殺した。 金本が捕球した時には、2塁走者:栗原は、悠々と3塁を回っていた。 それを刺せたのが、その裏の反撃につながった。
この一勝は大きいよ。 一方的にやられてる相手に対し、流れを変えるには、劇的な勝ち方か、大勝か、エースの完封等しかない。 これで、対広島の流れが変わると見る。 というか、そう思いたい(笑)
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