2004年05月29日(土) |
●阪神2ー3中日 ナゴヤドーム |
6回に1点をいただいて、尚、無死満塁から追加点なし。 これが、この後の戦い方に、すごい影響を与えた。
何と6回途中から、安藤の登板だ。 今日の先発は杉山という事もあり、事前に、「早めに行くぞ。」と伝えられていたのだろうか。。 今は、信頼出来るワンポイント投手がいないから、こういう継投もわからなくはない。 しかし、余りにも余裕がなさ過ぎないか?? とても優勝を狙うチームの戦い方とは思えない。 この形を見せて、ナインが守勢に回った事は否めない。 「今日は1点を守り切るんだな。。」 守っている選手は、皆がそう思ったのではないか。 8,9回なら理解出来るが、6回から、このような方針を求められると、選手は、間違いなく受身に立つ。 それが、7回の拙守につながったと見る。 金本と八木だ。 しかし、彼等はさすがに、バットで返してみせた。 8回、彼等の連続長短打で、超天敵の岩瀬から、めちゃめちゃ久し振りの得点を記録した。 ここで、一気に同点。 誰もが思う。 で、代打野口ときた。 「お、バントやな。」 これも誰もが思ったであろう。 ところが強攻で、敢無く三振。 これで、岩瀬が落ち着いた。 この時点で、負けが決まった感じがした。 強攻なら、関本だったんじゃないのか?? 守る位置の問題?? それなら、関本を三塁にして、守りとして野口を右翼で使えばよかったんだ。 勝負どころで、キレなかった岡田采配。 早めの継投を仕掛け、代打の選択を間違えて敗れた。 こういう敗戦は、非常に重い。 特に阪神にとっては、過去の暗黒時代の記憶を呼び起こすようなニュアンスがある。 今岡とかが、切れなければいいが・・。
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