Let's Go!! Tigers

2004年11月09日(火) 日米野球@福岡ドーム

福岡のある店の店主の計らいで、田淵さんに合わせていただいた。
田淵さんは紳士だった。
サインをいただいて、写真を一緒に撮って、少し野球の話もさせていただいた。
確か58歳になられると思う。
うちの会社の同年代の方と比べると、圧倒的に若い事がわかる。
地位も名誉もある方なのに、驕らず、ざっくばらんな態度で接して下さる。
サラリーマンで、ちょっとばかり出世したからって、偉そうにふんぞり返ってる奴とは、雲泥の差だ。

で、そのサインをいただいたナンバージャージを着て、コ○ドームじゃなくて、福岡ドームに行った。
パラパラと阪神のユニを着ている奴は居たが、やはり圧倒的に少ない。
鳴り物禁止で、とにかく静かで、野球を観に来ている感覚がなかった。
段々酔っ払ってくるし、暇だから、目の前にいる赤星を弄る事にした。
「お〜い、赤星ぃ〜、生涯タイガース言うたんは嘘やないやろな〜!!」
(大丈夫!とばかりに手を上げてみせる赤星選手(笑))
「お前〜、嘘吐いたら針千本飲ませんどぉ〜」
(これには無視(笑)というか、彼はインプレー中で、構っている暇はないと思われ・・)
「お〜い、赤星ぃ〜、俺、大阪からお前の事観に来とんのに、めっさ冷たい奴やのぉ〜」
(「まあ抑えて抑えて」という手の動き)
という他愛のない、単なる酔っ払いのおっさんと赤星選手のやりとりだったが、福岡では珍しいようで、レフトスタンドは異様にウケていた・・(^^;
そんなやりとりをしていると、いつの間にか周りに高校生らしき少年達が寄ってきていた。
田淵さんのサインを指差し、「これ本物っすか?」と来た。
「ホンマモンやで、田淵やけどな。」
「田淵??マジっすか??」
「おお、マジや。何でや?羨ましいか?」等と訳のわからん事を言ったりする、酔っ払いの私。。
すると、その少年達、「羨ましいっス」って言いやがった。
「兄ちゃん等、どこのファンやねん??」
「ダイエーっす。」
私「・・・・・・・」
兄ちゃん等「あ、でもセ・リーグは阪神っス」
私「そやけど、去年は敵やったやんけ!」
兄ちゃん等「あ、でも阪神に勝って欲しいって思ってました。」
私「ホンマかいっ!!それは嘘やわ!!」
兄ちゃん等「ホントっス。俺、今岡好きっス。」
調子エエ奴やなと思ったが、笑顔が可愛かったので、許してやった(笑)
そして野球談義に・・・。
そのうち、「一緒に応援しようか」って話になり、レフトを仕切り始めたら、10人ぐらいの仕切り屋になってしまった。
そこから波及して、レフト一杯に応援の波が広がり、ついにはライトにまで飛び火した。
ああ、野球はやっぱこうじゃなくっちゃ等と納得して、球場を後にした。
福岡も捨てたもんじゃない。
野球が好きな奴に悪い奴はいない。(讀賣除く・・・)


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