2005年04月01日(金) |
●阪神1ー6ヤクルト 大阪ドーム |
「勝負どころで、球が浮いた」 こういうゲームで、必ず聞かれるコメントである。 実際、岩村やラミレスにやられた球は、本当に甘い球であった。 しかし、本当にそれだけの事なのだろうか?? 試合全般を観てて感じたのは、ヤクルトの打者が、結構思い切ってスイングしてきたという事。 ストレートorチェンジアップという、二者選択にヤマをはってきたのか、それとも井川のフォームが盗まれているのか。。 ここ数年の井川は、チェンジアップを放る時に、若干フォームが緩む(腕が振り切れないのかな??)、或いは身体が三塁方向に傾く傾向があるように思う。 そういう癖を読まれているという事はないだろうか。。 もちろん、私のような素人が感じる事なんて、あてにならないし、プロの目で、しかも打席に入ってどうなのかは、全く未知の世界である。 でも、今日はチェンジアップを投じた時、ほとんど空振りが取れていなかった。 この結果からも、何らかの理由が、絶対存在する筈だ。 ちゃんと分析して欲しいものだ。
井川に疑問を投げかけるのはこれぐらいにして、打撃の方だが、、 まだ古田のリードに翻弄される事があるんだな・・と感じた。 石川も小気味良く投げていたが、やはり古田にやられた感は否めない。 的を絞り切れなかった・・・これに尽きるのではないだろうか。。 右の大砲がいないのも、一気に流れを変えれなかった原因だろうな。 今岡は、まだ怪我で出遅れた影響があり、一発を期待出来ない状態だと思う。だとすれば、右打者でスタンドまで放り込めるのは、スペンサーぐらいか。。 矢野も、間違いなく手負いの状態である。 やはり、右の大砲がいないのは痛い。 このままの状態が続くと、「左がくれば負け」という雰囲気になってしまう。 濱中・桜井辺りが中軸を打つ時が来るまで、苦しい戦いは続くか・・。
暗い敗戦の中で、ひとつだけ光明と言えるものがあった。 岡田が、選手の批判をしなかった事(笑) 昨年は、自分の采配ミスまで、選手のせいと取れる発言もあったからなぁ。 彼が、指揮官として成長したのか?? せめて今日は、そう信じておこう。
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