スカーレットの心のつぶやき
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今日、いつも行く 近くのスーパーで こんな光景を目にしました。
その、店に入っている 手作りのおかずを売っているテナントでの
ことです。
母が お昼のお弁当を買うと言うので 一緒に店に入りました。
そして、レジでお金を払って居る時 小さなと言っても
多分幼稚園の年長さんぐらいの男の子が、
レジの人に 「これを落としてごめんなさい」と謝りに来ました。
私は 思わず その子の頭をなでて 「ぼく、偉いね」と言いました。
今ごろの子どもにしては とてもキチンとしているなあって
感心したのです。
それからちょっとして 今度は ガチャンという大きい音がしました。
振り向くと さっきの男の子が おかずが入った大きなお皿を
落として割ってしまったのです。
お店の人は 勿論何も文句は言わず 良いですよと言っていましたが
その子のお母さんが 突然大きな声で怒り その子を叩いたのです。
その子は泣き出し 店の人はおろおろし パニックになってしまいました。
そのときのお母さんの気持は 私にはよく分かります。
でも、子どもを感情のまま 怒るのはどうかな?と思いました。
子どもの心の中は きっと 後悔でいっぱいになっていたと思うのです。
でも、どうしようもなく ただあっけにとられて じっとしていたはずで
す。
だから、その子どもに追い討ちをかけるように お母さんが怒って
叩いたことは いけないのではないかと思ったのです。
その子どもは わざとやったのでは ないのです。
誰にでも ちょっと何かがさわって 落としてしまった経験が
あると思います。
それより そんな事態を予想して 子どもを 店の中に入れた母親に
過失があるように 思います。
今日のこの出来事で 私は 娘をこんなことで 怒ったことは
なかったかを振り返って考えました。
そんな怒り方はしていませんが よく似たことは
あったかもしれません。
ただ 私の場合は その子を 叩いてはいないと思います。
そして自分が悪かったと思い お店に損害を与えたことを
思って お金を置いて帰ると思います。
子どもは叱らずには 育てることは 出来ないと思います。
でも、叩くのは間違いです。
叩かれたことは 子どもの心の中で 忘れられないことになってしまうので
はないかと 思うからです。
過失でしたことは 許さないといけません。
怒るのではなく 叱るのです。
怒ると叱るとは 全く違うと思います。
そんなことを思った 今日に出来事でした。
スカーレット
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