スカーレットの心のつぶやき
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高村光太郎の「智恵子抄」をずっと昔 好んで読みました。
光太郎の智恵子への愛をうたった 詩集に心を惹き付けられ
その夫婦愛を越えた 人間愛に感動した覚えがあります。
今日 私の手元に届いた 「月間絵手紙」の中に 智恵子の
光太郎への 紙絵の世界が載っていました。
そして、その智恵子の文章に私は 目を止めて深い思いを感じました。
ここへ それを 引用してみます。
「世の中の 習慣なんて、 どうせ人間のこしらえてものでしょう。 それにしばられて、 一生涯自分の心を偽って暮すのは つまらないことですわ。 わたしの一生は わたしがきめればいいんですもの、 たった一度きりしかない生涯ですもの。」
と言う言葉です。
これは 私がいつも心の中で思っている 「私の人生の中では
私が主人公」と歌ったさだまさしの「主人公」の中の言葉に
共通していると思ったのです。
そうなんです、 自分の一生は一度しかないのです。
だから 自分が納得する生き方がしたいのです。
誰のためのものでもない 自分のための一生を 自分が決める
それこそが 生きたという証です。
この間から 落ち込んでいた私の心に 何かを変えるきっかけのように
感じました。
もう くよくよするのは やめよう、私は 自分が良いと信じた
道を歩いていこうと決めました。
スカーレット
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