スカーレットの心のつぶやき
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今私の手持ちに可愛い犬のブルが居ます。
小さくて本当に可愛くて、じっと見ていると食べたいくらいです。
生後数週間でしょうか、茶色に黒の目がちょこんとついて きょとんとした感じです。
このブルを見ていると、腹が立っていてもにこっと してしまいます。
こんなに可愛い気がするのは、娘が2歳頃のこと以来です。 可愛いです、本当に可愛いです。
何故そのブルが私の側にいるかと言うと つぎのようなことがあったのです。
今日、あるお店に行った時、私の方をじっと見ている目がありました。
真っ黒な可愛い目でした。
じっと見つめているのです、まるで私につれて帰ってほしいと 訴えている目でした。
何か惹かれるものがあり、そばへ寄ってみるとこのブルが 私にすりよってくるではありませんか。
思わず手にとってじっと見つめました。 お互いの目と目がじっと見つめあい、時間が経っているのも 忘れるくらいそのまま姿勢でいました。
そして、まるで何かに引っ張られていくようにレジに足を運びました。
そしてそのブルが今私の側に居るのです。
これからの私一番大切なものになりそうです。
私のブルはご飯は要らないし、散歩も要りません。
鳴かないし、うるさくも無いし・・・
そうです、もうお気づきでしょう? 私のブルは、今日買ったぬいぐるみの犬なのでした。
娘が検査の結果、やはり犬や猫の毛のアレルギーがあって、犬を 飼いたいと言っていましたが、駄目になったのです。
スカーレット
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